公衆無線LANサービスでどこでもネットに接続

「ホットスポット」とは、NTTコミュニケーションズの登録商標の公衆無線LANサービスで、無料でインターネットに接続できるエリアを指します。

無線LAN機能を持つパソコンや携帯電話があれば手軽にインターネットに接続が出来るので、公的な場所(駅や公共機関、ホテル、カフェなど)でWi-Fi(無線LAN)に接続し使用されている方も多いと思います。

しかし、このホットスポットは便利な反面危険も備えているということを知っておかなければいけません。


■ホットスポットの危険性■
皆さんがご自宅で使用されているインターネットは暗号化がされており、重要な情報(銀行口座やアカウントのパスワード等)がハッカーに抜き取られないように安全にガードされています。

しかし、無料のホットスポットは暗号化されていなかったり、暗号化のレベルが低い場合があり、そうなるとデータ通信の傍受が容易なので通信内容から個人情報が流出するといったトラブルが発生します。


■ホットスポットでの注意点■
1.公共施設のホットスポットを気軽には信用しない。
(WPA2-PSKとAESと記載されていれば、セキュリティはしっかりしている)

2.ホットスポットでは重要な情報の送信をしない。

3.暗号化されていない、又は暗号化レベルが低いホットスポットは使わない。
(Wi-Fi機能をオフにしておく)


■ホットスポットサービスエリア■

現在、駅や空港、公共機関、ホテル等の宿泊施設、カフェ、飲食店など幅広いエリアにホットスポットが存在しています。

携帯3大キャリアの無線スポット

無料で使える無線スポット

■個人情報流出の被害例■

もし通信が抜き取られてしまった場合、あなたの個人情報や重要なパスワードも第三者に知られてしまうことになります。

「あなたのクレジットカード情報で買い物をする」「SNSに不正ログインし個人情報を見る」「アカウントをのっとる」「メールや画像を無断で見る」などの被害や様々なトラブルが起こってしまいます。


外出先で無線インターネットを利用できるホットスポットは便利ですが、暗号化されておらず、情報を盗み見られるリスクの高いホットスポットも多く存在します。

情報漏洩のリスクを防ぐためには、不用意にホットスポットを利用しない、又はセキュリティ対策ソフトなどを入れておく必要があるのです。