公衆無線LANサービスでどこでもネットに接続

現在、公衆無線LANサービスはたくさん存在しています。スマホ以外にも、無線LAN機能を持つパソコンやタブレットがあれば手軽に通信容量を使用せずにインターネットに接続ができるので、すでに使用されている方も多いと思います。

数ある公衆無線LANサービスの中でも、特にお薦めなのが「d Wi-Fi」です。
d Wi-Fiは会員制ではありつつも、無料でインターネットに接続できる公衆無線LANサービスです。
ドコモが提供しているdポイントクラブ会員になれば、ドコモ以外のキャリアのスマホユーザーでも使用ができます。

しかし、このd Wi-Fiを含む公衆無線LANサービスは便利な反面、危険も備えているということを知っておかなければいけません。

公衆Wi-Fiの危険性

皆さんがご自宅で使用されているインターネットは暗号化がされており、重要な情報(銀行口座やアカウントのパスワード等)がハッカーに抜き取られないように安全に保護されています。

d Wi-FiはWPA2方式とIEEE802.1xの暗号化通信を採用していて、従来の公衆無線LANよりも、セキュリティの安全性が確保されています。 しかし、無料の公衆Wi-Fiの中には暗号化されていない、暗号化のレベルが低い、ものも存在しています。そういった場合、データ通信の傍受が容易なので通信内容から個人情報が流出するといったトラブルが発生します。
d Wi-Fiであっても、100%安全とは言い切れませんので、クレジットカード情報などが傍受されないように、セキュリティアプリは必ず入れておきましょう。

公衆Wi-Fiの注意点

1.公共施設のWi-Fiスポットを簡単に信用しない。
公共施設のWi-Fiスポットもネットワークの名前やセキュリティ設定を確認し、不審な点があれば接続しないようにしましょう。
(WPA2-PSKとAESと記載されていれば比較的安全と言えます)

2.d Wi-Fiも含み、公衆Wi-Fiでは重要な情報の送信をしない。

3.暗号化されていない、又は暗号化レベルが低いWi-Fiスポットは使わない。
(利用を避けるために、Wi-Fi機能をオフにしておく)

d Wi-Fiサービスエリア

現在、駅や空港、公共機関、ホテル等の宿泊施設、カフェ、飲食店など幅広いエリアにd Wi-Fiスポットが存在しています。

Wi-Fi SPOT検索 で検索してみてください。

携帯3大キャリアの無線スポット

無料で使えるその他Wi-Fiスポット

個人情報流出の被害例

もし通信が抜き取られてしまった場合、あなたの個人情報や重要なパスワードも第三者に知られてしまうことになります。

「クレジットカード情報で買い物をする」「SNSに不正ログインし個人情報を見る」「アカウントをのっとる」「メールや画像を無断で見る」などの被害や様々なトラブルが起こってしまいます。


外出先で無線インターネットを利用できるWi-Fiスポットは便利ですが、暗号化されておらず、情報を盗み見られるリスクの高いWi-Fiスポットも多く存在します。

情報漏洩のリスクを防ぐためには、不用意に公衆Wi-Fiを利用しないことも必要です。又はセキュリティ対策ソフトなどを入れておくことも検討してください。