無料Wi−Fiスポットで気をつけたいセキュリティ対策

インターネットを使っていると気になるのはセキュリティ対策です。

自分が見ているサイトが他の人に盗み見されていないか、自分のデバイスが他人に盗み見されていないか心配だと思います。

無料Wi−Fiスポットを使う際はセキュリティ対策が必須です。

セキュリティ対策をせずにネットを使っていると、思わぬトラブルに巻き込まれるかもしれません。


ここでは、無料Wi−Fiスポットを使う際の気をつけたいセキュリティ対策についてご紹介します。

無料Wi−Fiスポットを使う上でのセキュリティ対策の基本

基本1.不明のアクセスポイントには接続しない

最近は無料スポットを街中で沢山見つけることができます。

街中を歩いているだけで複数の無料Wi−Fiスポットを利用することができ、通信量の節約にも活躍しています。


しかし、この無料Wi−Fiスポットですが、不明のアクセスポイントを見つけることがあり、気が付かないうちに不明のアクセスポイントに接続してしまっていることがあります。


この不明のアクセスポイントはパスキーが設定されておらず、誰が設置したのかわからないため、自分のデバイスに登録されている情報や接続したサイトの情報を盗み見されてしまう可能性があります。


不明のアクセスポイントには接続しないようにしましょう。


基本2.暗号化された無料Wi−Fiスポットを選ぶ

先程は、不明のアクセスポイントを使わないと説明しましたが、これの対策として暗号化された無料Wi−Fiスポットを使いましょう。


ネットワークの暗号化にはいくつか種類があります。

  • WEP
  • WPA
  • WPA2
  • WPA3

現在、暗号化には4つの種類があり、主流となっているのはセキュリティ強度の強いWPA3形式の暗号化です。

脆弱性があると認められているのはWEP方式の暗号化ですが、公衆無料wifiですと、未だに採用していることもあるかもしれないので注意が必要です。使えないというわけではありませんが、特にWPA3は最新の形式であるため、WPA3の通信方式を使っているネットワークのほうがより安全にネットに接続することができます。

基本3.VPNを利用する

VPN(Virtual Private Network)は、公共のネットワーク上で仮想的なプライベートネットワークを作成することができる技術です。このVPNを使用すると、インターネット上でデータが送受信される際にデータが暗号化され、他人に読み取られることがありません。これによりハッカーやサイバー犯罪者からデータを守ることができます。

無料Wi−Fiスポットを利用する際は、VPN接続をしましょう。最近では、スマートフォンの設定から接続できたり、専用のアプリが提供されていたりすることもあるので、手軽にVPNを利用することが可能です。

無料Wi−Fiスポットをもっと安全に使う

無料Wi−Fiスポットを使う場合は安全に使うためのセキュリティ対策をしっかり行う必要があります。

古典的ですが、無料Wi−Fiスポットでネットにつないでいるときは、個人情報の入力(住所やID・パス等)を一切行わずにインターネットサーフィンのみの利用にするのも一つの手段でしょう。

無料Wi−Fiスポットから接続したサイトのセキュリティに注意することは大切ですが、使っているデバイスのセキュリティを強化することを忘れないようにしてください。

セキュリティソフトをデバイスに入れてセキュリティ強化をすることも忘れないようにしてください。